更新/2014.1.5
福岡県自然観察指導員連絡協議会の歴史を、この当たりで少しまとめ、これから引き継いで活動していただく人たちにお知らせしたいと思います。この資料は、田村の手持ち資料を基に冷川昌彦代表の情報をはじめ、宇都宮正博氏・宮原俊彦氏の情報を加えて作成しました。2004.6.22に作成した内容に、加筆した。
■1983年(S58)8/19〜21 第53回自然観察指導員講習会〔県内第1回目〕(財)日本自然保護協会〔NACS−J〕と福岡県の共催で国民宿舎ひこさんを会場に開催された。この講習会は、「福岡県の自然を守る会」の強い要望で開催に至ったものです。当時、(財)日本自然保護協会の九州支部が存在しており、「福岡県の自然を守る会」が連絡窓口になっていた。
講師で尼川大録先生が出席されていた。田村はここで受講しました。
1983年(S58)英彦山での講習会後、県内在住の指導員のために、「連絡会」事務局が「福岡県の自然を守る会(会長・尼川大録)」の指導の基に県環境保全課内に置かれた。
■1987年(S62)福岡県自然観察指導員連絡会の事務局を「福岡県の自然を守る会(事務局長冷川昌彦)」が、県環境保全課より依頼を受け、連絡会事務局の代行を引き受ける。福岡県の自然を守る会冷川事務局長が県との連絡を担当する。
■1988年(S63)10/7〜9 第130回自然観察指導員講習会〔県内第2回目〕
NACS−Jと福岡県の共催で志賀島国民休暇村を会場に開催された。堀謙治さん受講。
■1989年1月16日 福岡市油山自然観察の森・自然観察センターにて、参加者28名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の設立総会が開かれた。
代表に冷川昌彦、事務局長宇都宮正博を選出した。
この後、油山自然観察の森中村滝男・中村聡レンジャーの案内で観察会を実施した。
1989年6/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.1」1989年春季号 発行
■1989年7月 福岡県自然観察指導員連絡協議会ほか5団体(福岡県の自然を守る会、日本野鳥の会北九州支部、北九州植物友の会、女性植物友の会、北九州蛇族愛好会)で構成する「山田緑地に自然教育園の設置を求める会」(以下「山田の会」という。)発足。代表に北九州植物友の会会長の高原道男、事務局に福岡県自然観察指導員連絡協議会の宇都宮正博を選出。
1989年8/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.2」1989年夏季号 発行
■1989年10月 山田の会の主催で第一回山田緑地自然観察会を開催。(以後、16回開催)
1989年11/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.3」1989年秋季号 発行
■1990年2/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.4」
1990年冬季号 発行
□1990年3/17〜18 夜須町国立夜須高原少年自然の家にて、参加者20名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第2回総会が開かれた。
1990年4/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.5」1990年春季号 発行
1990年6/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.6」 発行
■1990年6月 山田の会、「山田緑地自然教育園構想」を北九州市に提出。
1990年8/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.7」 発行
1990年10/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.8」 発行
1990年12/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.9」 発行
■1991年2/9〜11 「ネイチャーゲームを学ぼう」と題して当会の主催で、海の中道少年自然の家にて19名で開催。田村はここでネイチャーゲームに出合いました。
1991年3/1に会報「ネイチャーウオッチングふくおかNO.10」 発行
□1991年3/23〜24 北九州市八幡東区の国民宿舎山の上ホテルにて、参加者??名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第3回総会が開かれた。
この後、協議会としての活動がしばらくお休み状態となりました。
■1993年4/18 NACS−Jの呼びかけで、全国一斉干潟・湿地観察会が実施され、福岡県自然観察指導員連絡協議会として和白ウオッチング開催。27名の参加あり田村がお世話係を担当しました。
■1995年1/7 再び活動を目指して、連絡会の世話人会開催。冷川・国広・土谷・橋田・田村の5名が参加した。
□1995年1/27 連絡会の世話人会開催。冷川・宇都宮・土谷・宮原・佐藤・田村の6名が参加した。代表冷川昌彦・事務局長宇都宮正博を確認し、事務局員に宮原・佐藤が協力する体制となる。事務局会議を月1回(毎月第2金曜日の18時30分から)
□1995年(H7)3/25〜26 連絡会の交流会が22名の参加で、赤村自然学習村『源じいの森』で開催し、再活動への気運もを盛り上げた。
赤村で話し合った内容:自然の大切さを紹介し、自然への理解者を増やして行く活動を主とすることを、再確認した。
□1995年(H7)6/2〜4 第208回自然観察指導員講習会〔県内第3回目〕
NACS−Jと福岡県の共催で北九州ユースホステルを会場に開催された。
□1995年7/8 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、参加者20名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第4回総会が開かれた。ここで活動が軌道にのる。
講演 (財)日本自然保護協会評議員/菊屋奈良義さん 大分弁での生々しいお話。
1995年7月に事務局宮原を中心に、月1回の集まりを兼ねていろいろな情報掲載した会報を発行する。泣Nラバードの事務所に事務局を置き、ここに集まって活動再開。
再活動のための会報1号を発行(B4版1枚) 8月に2号、9月に3号を発行。
□1995年9/30〜10/1 フォローアップ研修会を志賀島国民休暇村で開催17名の参加でもりあがった。
10月に4号、11月お休み、12月に5号を発行
■1996年(H8)1月に6号、2月に7号、3月に8号、4月に9号を発行。
□1996年5月の会報10号から、新たに『自然感くすのき』という名称を付けて発行しました。6月に11号を発行。
□1996年7/7 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、参加者28名委任状26名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第5回総会が開かれた。 代表冷川昌彦・事務局長宇都宮正博を確認した。
事務局宮原を中心に、月1回の集まりを兼ねていろいろな情報を掲載した会報の発行、規約の一部改正を行う。
講演「人・自然・農業―田んぼから見えるもの―」宇根豊さん
7月に12号、8月に13号、9月に14号、そして12月に17号、順調に会報を発行。
■1997年1月に18号、12月には29号を発行。
□1997年6/5〜6/8 福岡市環境フェアに参加
□1997年7/6 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、福岡県自然観察指導員連絡協議会の第6回総会が開かれた。
代表冷川昌彦・事務局長宇都宮正博を確認した。
□1997年11/22〜23九州協議会福岡大会をふれあいの家北筑後(田主丸町)にて開催。
■1998年(H10)1月に30号、12月には41号を発行
□1998年7/5 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、参加者12名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第7回総会が開かれた。 代表冷川昌彦、事務局長楠野宏康を選出。
講演 暮らしの中のゴミ問題とリサイクル/片山純子
アラスカの自然/冷川昌彦
□1998年(H10)11/1〜3 第263回自然観察指導員講習会〔県内第4回目〕
NACS−Jと連絡協議会の共催で国立夜須高原少年自然の家(夜須町)を会場に開催。
□1998年4/12 福岡市東区立花山にて、ステップアップセミナーを開催
■1999年(H11)1月に42号、12月には53号を発行
□1999年1/23〜24 福岡市東区志賀島国民休暇村にて、ステップアップセミナー(自然観察会と懇親会)を開催。12名参加。
□1999年6/27 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、参加者21名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第8回総会が開かれた。
代表冷川昌彦、事務局長楠野宏康を選出。
講演 今、子どもたちはどんな自然体験をしているのだろうか/大近正博先生
□1999年7月 48号から会報自然感くすのき A4版の大きさで4ページに増量。
■2000年(H12)1月に54号、12月には65号を発行
□2000年6/18 福岡市中央区にある福岡大学セミナーハウスにて、参加者18名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第9回総会が開かれた。
代表冷川昌彦、事務局長楠野宏康を選出。
講演 宮沢賢治の自然感を今にいかそう/杉浦嘉雄(日本文理大助教授)
□2000年7/27 福岡市子ども地球環境会議2000に協力し、室見川体験の案内を5名で対応する。
■2001年(H13)1月に66号、12月には77号を発行
□2001年6/1〜3 福岡市環境フェアに参加
□2001年6/16〜17 太宰府市にある国民年金保養センターにて、参加者17名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第10回総会が開かれた。
代表冷川昌彦、事務局長楠野宏康を選出。
講演 福岡県の希少動植物について/冷川昌彦
□2001年7/26 福岡市子ども地球環境会議2001に協力し、油山市民の森体験の案内を12名で対応する。
■2002年(H14)1月に78号、12月には89号を発行
□2002年6/8〜9 福岡市環境フェアに参加
□2002年6/22〜23 春日市にあるクローバープラザにて、参加者18名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第11回総会が開かれた。
代表冷川昌彦、事務局長大塚俊樹を選出。
6/22は春日市の都市公園での観察会、6/23は大野城市の樹芸の森を楽しんだ。
□2002年7/25 福岡市子ども地球環境会議2002に協力し、大濠・舞鶴公園の自然体験の案内を11名で対応する。
□会報自然感くすのき(2002年9月 86号)から身近なフィールドを見つめよう!を会員持ち回りで執筆開始。
Vol.1天拝山北麓/山本勝
□NPOふくおかボランティアネット主催の「よかひと・よかもん・よかまつり 2002〜かたらんね」に出展参加
□2002年10/12〜14 第322回自然観察指導員講習会〔県内第5回目〕
NACS−Jと連絡協議会の共催で国立夜須高原少年自然の家(夜須町)を会場に開催。
□会報自然感くすのき(2002年10月 87号)から【ちょっと気になる、こんな記事】意見を加えて連載開始。
■2003年(H15)1月に90号、12月には101号を発行
□2003年6/22 飯塚市筑豊緑地公園にある筑豊ハイツにて、参加者19名で福岡県自然観察指導員連絡協議会の第12回総会が開かれた。
代表冷川昌彦、事務局長大塚俊樹を選出。
6/22の午後は、山田市の大法山の森を楽しんだ。
□2003年7/24 福岡市子ども地球環境会議2003に協力し、福岡市東区海の中道の砂浜(玄界灘側)にて自然体験の案内を11名で対応する。
□2003年8/8 連絡会の愛称 NAIS〔ナイス〕福岡に決定
英名の表現〔The Nature Interpreter Society of FUKUOKA〕
□2003年10/12 【鎮守の森と自然の観察会】という企画を開始し、第1回目は、筑穂町の大分八幡で始めました。
□2003年10/25〜26 福岡市環境フェステバル2003に参加
〜 探してみよう 私にできること あなたにできること 〜野遊びのお店・ネイチヤーゲーム体験・草笛教室などを展開した。 □2003年11月 会報「自然感 くすのき」が100号を達成する。
□2003年12月 福岡県青少年アンビシャス運動にNaIS福岡として参加、登録
■2004年 2月〜 福岡県自然観察指導員連絡協議会の足跡、連載始まる。
□2004年 3月 「身近なフィールドを見つめよう!」持回り執筆で連載継続中
□2004年6/27 北九州市山田緑地にて、福岡県自然観察指導員連絡協議会の第13回総会を参加者19名で開催。
午後は、当地にて自然観察会を実施。
□2004年7/27 福岡市子ども地球環境会議2004に協力し、福岡市西区大原海岸の砂浜や松林にて自然体験の案内を11名で対応した。
□2004年10/23〜24 福岡市環境フェステバル2004に参加
〜 自然と遊ぼう! 自然に学ぼう! 〜 野遊びのお店・ネイチヤーゲーム体験・草笛教室などを展開した。
□2004年11/20〜21 九州自然協議会福岡県黒木大会を開催した。29名の参加。農林業体験交流施設「四季菜館」の協力を得て農体験と自然散策などを実施。
□2005年6/23 福岡県自然観察指導員連絡協議会が、福岡市環境保全功労者として表彰された。
□2005年6/26 瀬高町の農林漁業体験実習館・研修センターにて、福岡県自然観察指導員連絡協議会の第14回総会を参加者21名で開催。午後は、当地清水山にて自然観察会を実施。
□2005年8/3 福岡市子ども地球環境会議2005に協力し、那珂川町中之島公園の川にて自然体験の案内を11名で対応した。
□2005年10/29〜30 福岡市環境フェステバル2005に参加
〜 自然と遊ぼう! 自然に学ぼう! 〜 野遊びのお店・ネイチヤーゲーム体験・草笛教室などを展開した。
□2005年11月7日 瀬高町立清水小学校にて、全校生の自然観察会に15名が協力
□ナイス福岡のホームページ開設 http://www.kurabird.com/
□2006年1月22日 自然と遊ぼう! 学ぼう! シリーズ 焚き火のすすめ! 14名参加
□2006年4月 第129号 熊洞居人独言(クマのつぶやき)の連載が始まる。
□2006年6/24〜25 添田町の福岡県立英彦山青年の家にて、福岡県自然観察指導員連絡協議会の第15回総会を参加者22名で開催。6/24の夜は、夜の観察会と交流会、よく6/25の早朝、大雨の中、案内方法の向上を目的とした自然観察会を実施。その後、議案を審議した。
□2006年7/26 子ども地球環境会議、06年の自然観察の会場は福岡市役所の目の前、アクロス山のステップガーデンと周辺の公園に決定。10名が協力。
□第390回の自然観察指導員講習会(福岡県)を夜須高原青少年自然の家にて、実施。
参加者47名は、NACS−J講師3名、地元講師3名、運営協力者22名の協力で、同じ思いの輪が少し広がった。その成果として23名がナイス福岡に申し込んだ。
□2007年6/23(土)福岡県自然観察指導員連絡協議会〔ナイス福岡〕2007年度定例総会を日本野鳥の会福岡支部事務所にて開催。 第16回総会を参加者20名で開催。
□2007年10/27・28『環境フェスティバルふくおか2007』に参加。福岡市役所西の広場・天神中央公園・イムズ広場。 開催テーマは『みんなで気づき、学びあおう 今できること、毎日できること』
□2008年2/1ナイス福岡の事務局移転 新事務所:地下鉄七隈線梅林駅のそば。
□2008年6/22海の中道海浜公園/森の家にて福岡県自然観察指導員連絡協議会第17回総会。 その1.森の家周辺で自然観察会 10時から12時まで 参加者15名。 その2.定例総会(13時から15時半まで)を森の家レクチャールームで開催。出席者 18名/欠席の連絡は委任状を含め10名
□2008年10/25・26『環境フェスティバルふくおか2008』に参加。
□2009年6/28県営春日公園(春日市)にてナイス福岡第18回総会。
10時から12時までは、都市公園とその周辺での自然観察の方法について、みんなで研修昼食後、13時15分から14時半まで、定例総会その後、情報交換会。
□2009年7月 『私のデジカメ日誌より』連載中/本のむし
□2009年10/24・25『環境フェスティバルふくおか2009』に参加。
「自然と遊ぼう、自然に学ぼう」という課題で出展しました。
□2010年2/26・27・28環境省主催の生物多様性の展示会での自然観察会に、
ナイス福岡として協力しました。 各日ともに午前と午後の2回、合わせて6回観察会を実施。参加者は6回の合計103名でした。案内人は、5名で対応。
□2010年6/27県営春日公園(春日市)にてナイス福岡第19回総会。 公園で自然観察の方法 10時から12時まで 参加者12名。公園で見かけた生きものの食べる食べられる関係から、生きもののつながりを考えよう。その後定例総会。
□2010年10/23・24『環境フェスティバルふくおか2010』に参加
□2011年6/19 春日公園自然観察会第1回を開始。 ナイス福岡の会員が参加している「自然遊び 結講」で、毎月第3日曜日の午後2時から、公園で生きものを題材にした観察会を開始。散策されている人達を対象に、自然のおもしろさや大切さ
を伝えたい。天気は雨。梅雨の最中、雨を搦めた観察会。樹幹流、雨の水、滴、雨の多いこの時期だからこそのキノコたちといろいろな出会いが有りました。
□2011年6/26県営春日公園(春日市)にてナイス福岡第20回総会。公園で全国一斉自然かんさつ会に参加。10時から12時まで 参加者18名。
□2011年10/22・23『環境フェスティバルふくおか2011』に参加
□2011年12/10・11、九州自然協議会第23回を八女市の四季菜館〈農林業体験交流施設〉で、ナイス福岡が運営。
□2012年6/24県営春日公園(春日市)にてナイス福岡第21回総会。「植物と昆虫」講演講師 福田 治氏 、定例総会出席者16 名
□2012年10/20・21『環境フェスティバルふくおか2012』に参加 自然の身近な植物の葉・茎・実などを用いた遊びの紹介と観察した生きものの写真
自然を楽しむ体験を市役所のそばの公園で実施。
□2013年6/30県営春日公園(春日市)にてナイス福岡第22回総会。
□第475回の自然観察指導員講習会(福岡県)を篠栗町にある県立篠栗社会総合センターを会場に、実施した。 受講生は全国から43名、県内在住者は25名で、県外から青森県1名・長崎県12 名・大分県3 名・鹿児島県1名・山口県1名の参加があった。 その成果として10名がナイス福岡に申し込んだ。
文責・田村耕作
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